Hiroseiの強みと魅力
機械の要
当社が製造している「歯車」は、あらゆる産業機械の主要な要素として、船舶、水門、建設機械、農機具、医療機器、防災・災害対策、レジャー施設など、さまざまな分野に利用されています。また歯車の製造以外にも、機械ユニットの設計・製作から組立、アフターメンテナンスなど、お客様の要望に幅広くお応えしています。具体的には、石油タンカーのポンプ、大型船舶の発電機、火力発電所のボイラー内掃除機、新幹線のトンネル巡回車など、社会的貢献度の高い場面で当社の製品が組み込まれ、役立っています。
ステップアップ
入社後まずは、先輩の指導を受けながら、旋盤・フライス盤・歯切り盤などの工作機械を使用して様々な機械製品を加工・製作する仕事に携わっていただきます。その後はジョブローテーションを通し、現場のスペシャリストや営業、設計開発など次のステップに進んでいただきます。
外部研修を含め、丁寧な社員教育でキャリアアップを図り、最終的には自ら考えたものを形にする技術者へ成長していく体制を整えています。
ワークライフバランス
働き方改革の一環として、改善表彰やICタイムレコーダーにて記録している時間外労働時間を掲示し、業務の効率化に努めています。そして、ジョブローテーションによる多能工化や社員同士の交流を通じ、有給休暇や男女ともに育児休業が取りやすい雰囲気づくりにも力を入れています。広島精機では、長い時間をかけて専門性の高い技術を身に着けていただくため、終身雇用を前提とした人材育成を行っています。安心して長く働いていただけるよう、それぞれのライフステージに配慮した職場づくりに取り組んでいます。
暮らしを豊かに
ものづくりはチームワークが何より大切です。社員一人ひとりが協力し合い、お互いやその家族に対しても思いやりを持ち、困ったときは必ず誰かが手を貸してくれる、そういう雰囲気が広島精機にはあります。自分たちが作ったものを使い、仕事をする人たちがいる。それによって、私たちの暮らしが豊かになる。人々の生活を見えないところから支えていく。これが広島精機の仕事です。技術者として活躍したい、機械いじりが好き、ものづくりに興味がある、そんな方との出会いを楽しみにしています。
2008年入社
製造部
歯車研削グループ
1.どんな仕事をしていますか?
製造部歯車研削グループで、歯車の歯溝の部分を加工する工程を担当しています。歯車製作はとても繊細で奥が深く、より精度の高い歯車を製作できるように、日々勉強しています。また2021年からは、グループリーダーとして製品の進捗管理や加工をするための人員配置も行っています。私自身も加工作業を日頃しているので、どのように加工をしていくか、どのような加工条件を設定し機械を動かしていくか等を作業者と一緒に考えています。
2.広島精機の魅力は?
社員一人ひとりのライフステージに配慮した職場環境づくりに魅力を感じます。広島精機は「広島県働き方改革実践企業」にも認定されており、その取り組みの一環として男性の育児参加を奨励しています。私自身も子供が生まれて間もない時期に、育児休業を取得しました。母親の負担軽減や子育てを始める自覚にもつながり感謝しています。職場はチームワークがしっかりしていて、誰かが休んだ際には周りがフォローする体制が整っているので、有給休暇も比較的取りやすいと思います。
3.入社理由は何ですか?
様々な分野の機械製品を、様々な工作機械を使って自社で製作する会社なので、ものづくりにおけるあらゆる技術が身につけられ、自分を成長させられると考えたからです。また、年齢、役職分け隔てなく気軽に話をすることができる雰囲気で、経営陣とも話をする機会が多く、考えを実際に伝えやすい環境で、自分に合っているなと思ったからです。
2004年入社
営業部
1.どんな仕事をしていますか?
営業部の主任です。弊社の営業は、商品を売る営業ではなく、自社の技術力を売る営業です。全国各地のあらゆる業種のお客様とお取引させていただいていますが、信頼してご依頼いただけるよう、電話やメールだけではなく、遠方であってもなるべく実際にお会いしに行って、打合せをするように心がけています。お客様のニーズをしっかりヒアリングし、最大限応えられるよう、製造スタッフと日々協力しながら仕事をしています。
2.今までの仕事の中で、
嬉しかったことや
苦労したことは何ですか?
入社して一番感動したことは、図面のない製品を、現物から復元、複製し納品できたことです。部品を交換すればまだまだ使える機械でしたが、大変古く製造元も既になくなっていたため、設計図面が存在しなくなっていました。その機械を分解し、各部品を図面におこし、復元できた時は、これぞものづくりだと思いました。お客様にも喜んでもらえ、ものを大切にする気持ちが改めて湧きました。
3.こんな人に入社してほしい!
弊社はお客様のご要望に応じ、製品の設計から製作、組立、アフターメンテナンスと、様々な工程を自社で担っており、その分いろんなことに挑戦ができます。そのため老若男女問わずチャレンジ精神のある方!失敗はもちろんあると思いますが、先輩社員がフォローします。また、ものづくりが好きな方、興味のある方をお待ちしております。ぜひ一緒に働きましょう。
2016年入社
製造部
マシニンググループ
1.どんな仕事をしていますか?
製造部マシニンググループに所属し、立型マシニングセンタという工作機械を使用して、部品に穴をあけたり、表面や側面を削ったりする加工を行っています。図面を見て頭の中で立体を想像し、加工方法やクランプ方法などを考え、工具を選定し、プログラムを作成しています。以前組立グループに所属していた経験を活かし、ここで加工した部品がその後どのように組み込まれるかに考慮しながら、より最適な加工方法を考えています。
2.今までの仕事の中で、
嬉しかったことや
苦労したことは何ですか?
私はもともと工業系とは無縁で、入社当時は設計図面を見てもサッパリでした。しかし先輩方の丁寧な指導のおかげで、加工方法や工具、プログラム等を一人で考えられるようになり、丸い材料が図面通りの形状になったとき、うれしい気持ちでいっぱいになりました。はじめは失敗して落ち込むことも多々ありましたが、そんな時先輩から、「ある程度のことはどんどん失敗してほしい」と言われました。困ったときは先輩がフォローし、たとえ失敗してもそれを成長につなげることができるよう指導してくれます。
3.今後の目標を教えてください
入社後、旋盤と組立グループを経験し、後輩への指導もしていましたが、現在のマシニンググループ配属になってからは日が浅く、まだまだ未熟だと思っています。今後はより一層、工具や加工方法等の幅広い知識を身に着け、今までの経験を生かして後輩たちを引っ張っていける存在になりたいと思います。
2018年入社
製造部
歯車研削グループ
1.どんな仕事をしていますか?
現在私は製造部歯車研削グループに所属しており、歯車の加工を担当しています。工作機械を使って材料を削り、歯車の「歯」の部分をつくる仕事です。ここでの加工によって、歯車の形や寸法が決まるので、製品の品質に大きく影響する工程です。特に寸法に関しては、百分の1ミリ単位での精度が要求されるので、緊張感があると同時に、思い通りの加工ができたときには大きな達成感とやりがいを感じます。また、新規案件に加わりながら、設計の勉強もしています。
2.入社から今までを振り返って
入社2年目までは、ものづくりの入り口と言われる旋盤グループに所属していました。その後現場の仕事の前段階に当たる設計についても理解したいと思い、新規案件に立ち上げから加わったり、外部講師を招いての設計の勉強会に参加したりする中で、製品が完成するまでの全体の流れが見えるようになり、技術者としての総合的なレベルアップを実感しています。未経験での入社でしたが、丁寧に指導してもらったことで、十分成長することが出来ました。
3.今までの仕事の中で、
嬉しかったことや
苦労したことは何ですか?
初めてNC旋盤での加工について教わったときのことです。機械加工というと、漠然と機械任せで自動的に製品が出来上がるようなイメージを持っていたのですが、実際には全く違っていたことが印象に残っています。加工する製品のそれぞれに対して、材料の特性を考慮し、それに適した工具の選定、治具の加工、効率的な加工ができるプログラムの作成といった、様々な経験に基づく判断と、自分の手による作業が必要でした。勉強することが多く、始めは苦労しましたが、先輩に指導してもらいながら、初めて自分ひとりで図面通りの加工ができた時はうれしかったです。